バセドウ病
皆さんこんにちは
いつもご来院ありがとうございます。
ふないり鍼灸整骨院リラク庵の志方です。
お休みに私は病院巡りをしてきました。
今日は甲状腺の病気『バセドウ病』についてお話しします。
甲状腺の働きとして
①脳の活性化
②体温の調整
③心臓や胃腸の活性化
④新陳代謝の促進
甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、
血液中に分泌するところです。
甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。
つまり、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るために
なくてはならないホルモンです。
甲状腺ホルモンを調節するために脳の下垂体から送られる
伝令が甲状腺刺激ホルモンといわれています。
このホルモンが多くですぎるのが『バセドウ病』です。
症状として
□疲れやすい
□汗が異常に多い
□脈拍数が多く、動悸がする
□手足がふるえる
□体重減少
□眼球突出(5人に1人)
などがあります。
原因は不明とされています。
血縁者に出やすいといわれており、体質といえるのかもしれません。
私も母や祖母、叔母、従姉妹がほぼこの病気のため検査にいきました。
治療は
○薬物療法
○アイソトープ(放射性ヨウ素内用)
○手術療法
それぞれの治療に適してる人や利点、欠点があります。
早めの発見、治療が大切です。近親者に甲状腺の病気がある方などは定期的な検査をしてくださいね。
東洋医学的に…
亢進症の場合、陰陽でいう陽症状が多くみられます。
五臓では、骨や成長に関係する腎の気や婦人科や血に関係する
肝の気や精神的な症状や血流循環に関係する心の気などの、
気、血、水のバランスの崩れにより発症すると考えられます。
鍼灸治療により、崩れた気、血、水のバランスを整え、
陽の気を抑えることで、症状を緩和させていきます。
| 2021/01/29